白米 – 主食の座に安住、されどおかずを引き立てる名脇役

白米とは

白米とは、玄米から糠（ぬか）と胚芽を取り除いた米のこと。「主食界のプレーン味」とも言える存在だ。

日本人のソウルフレンド

白米は、日本では古くから主食として愛されてきた。炊き立ての白米の香りは、まるで赤ん坊の匂いのように、無条件に食欲をそそる。おにぎり、お寿司、丼もの…挙げればキリがないほど、様々な料理で大活躍。日本人にとって、白米はもはやソウルフードと言えるだろう。たまに「炭水化物抜きダイエット」とか言って、白米を敵視する人がいるけど、あれはきっと米アレルギーか、よっぽど意志が強い人だけができる荒業だ。

万能なるエンターテイナー

味の主張が強くないため、どんなおかずとも仲良くなれるのが白米の強み。塩辛い鮭、甘辛い生姜焼き、ピリ辛の麻婆豆腐…どんな個性的なおかずも、白米が優しく受け止めてくれる。まるで、どんなワガママも許してくれる、できた嫁のようだ。（注：個人の感想です）炊き込みご飯やリゾット、おかゆなど、調理法によって全く違う顔を見せるのも、白米のエンターテイナー性を示す証拠だろう。

グルテンフリー界のホープ

グルテンフリーダイエットが流行する昨今、白米はその救世主として再評価されている。パンやパスタの代わりに、白米を使った料理を楽しむ人が増えているのだ。ただし、「白米ならいくら食べても太らない！」というわけではないので注意が必要。腹八分目を心がけるのは、白米愛好家としての嗜みである。そして、白米を炊くときに限って洗濯物を取り込んだり、洗い物をしなければならないという「白米炊飯の法則」は未だ解明されていないミステリーだ。

現代社会の光と影

現代では、白米も様々な問題に直面している。健康志向の高まりから、「玄米の方が栄養がある」とか「白米は太る」といった風評被害にあうことも。しかし、どんな食材も食べ過ぎは禁物。白米も適量を守れば、美味しく健康的な食生活を送ることができるはずだ。問題は「適量ってどれくらい？」ってことだけどね。

白米天国への片道切符

白米愛は、ほどほどに。食べ過ぎにはご注意を。そして、「米に始まり、米に終わる」人生、それもまた良いじゃない。